[2024/6/11 13:00-13:45]「AI倫理」の世界的権威、特別来日。AIに必要なポリシーとは

2024年6月11日火曜日, 13:00 - 13:451-S1「AI倫理」の世界的権威、特別来日。AIに必要なポリシーとは

AIの活用が企業やビジネスパーソンの価値を決めると言っても過言ではない中、スキル強化にフォーカスが当たりがちですが、その性質上、倫理やモラル、ポリシーといった「信頼（Trust）」につながる基本的な考え方も必要になるでしょう。

本セッションでは、米ニューヨーク大学でAIの社会への影響を研究し、AI Now Instituteを共同設立した世界的AIの権威者と、Salesforceで史上初の倫理的テクノロジー構築の要職を担うキーパーソンとの対談を通じ、その考え方を解き明かします。

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メレディス・  ウィテカー氏 Signal Foundation President 「AI Now Institute」の元学部長および共同創設者で、現在は通信アプリ「シグナル」の経営者。主な研究と擁護活動は、人工知能とそれを担うテクノロジー業界の社会的影響で、特に計算技術の商業化を推進する権力と政治経済に重点を置いています。 AI Now を設立する前は、Google で10年以上勤務し、製品チームとエンジニアリングチームを率い、Google の Open Research Group を設立し、現在世界最大のソースを提供する世界的に分散されたネットワーク測定プラットフォームである M-Lab を共同設立した。ニューヨーク大研究教授、FTC（米連邦取引委員会）アドバイザーなども歴任した。

ポーラ・ゴールドマン Salesforce EVP, Chief Ethical & Humane Use Officer ポーラ・ゴールドマンはSalesforceの初代Chief Ethical & Humane Use Officer兼Product EVPで、AIとデータ利用の信頼できるフレームワーク構築をリードしています。以前、Omidyar Networkでインパクト投資のVP、Tech and Society Solutions LabのVPを務め、世界中で活動。また、US National AI Advisory Committeeメンバー、Generative AI Working Group議長、スタートアップのアドバイザー、UC Berkeleyのフェローを兼任し、HarvardでPh.D.を取得しています。

竹下  隆一郎氏 PIVOT株式会社 Chief global editor 朝日新聞経済部記者、スタンフォード大学客員研究員、ハフポスト日本版編集長を経て、就任。アメリカのニューメキシコ州やコネチカット州で育った。世界経済フォーラム（通称：ダボス会議）メディアリーダー。英語名はRyan（ライアン）。2008年5月に4ヶ月の育児休業を取得。子どもの弁当づくりが趣味。2021年秋に、『SDGsがひらくビジネス新時代』（ちくま新書）を刊行。